ハウスミュージックとは
- ハウス・ミュージック(house music)とは、1977年にアメリカ・シカゴで誕生した音楽ジャンルの1つ。単にハウスと呼ばれることが多い。80年代末〜90年代にかけて、ハウスの中心地はシカゴからイギリスに移ったが、イギリスでは様々な音楽との混合が試みられ、現在ではアレンジ上の一手法、ダンスミュージックとして世界的に普及している。
1990年代に入ってからは音楽ジャンルの細分化が進み拡散していく一方、メジャーのアーティストがハウス音楽の独特のリズム(4つ打ち)を多用するようになるなど、さらに一般化の道を進んだ。現在ではアメリカ、イギリスやイタリアを中心としたヨーロッパや、オーストラリア、イスラエル、日本、韓国を中心としたアジアなど、世界各地に大規模な支持層が存在する。
日本のハウスミュージック
- 日本では1980年代後半頃より、アメリカでの人気隆盛の動きに呼応する形でハウスを主体とするDJが登場するようになった。先駆的な活動を行ったDJ・アーティストとして、NORI、富家哲、中村直、高橋透、テイ・トウワなどがいる。
89年、小泉今日子がアルバム「KOIZUMI IN THE HOUSE」を発売したことで、ハウスに対する注目度が高まった。
90年代初頭には、GOLDの人気上昇、それに続くクラブの大量発生、そしてハウスを標榜した数多くのDJやアーティストの登場などにより、日本におけるハウスの土壌は一定の定着を見た。
以後、今日まで多くのイベントやパーティが催されている他、大沢伸一や田中知之(Fantastic Plastic Machine)などメジャーデビューを果たすDJ・アーティストも多数現れ、現在、日本のハウス第三世代とも言えるアーティストが雨後の筍(たけのこ)のように出現し、日本の音楽業界の一角をにわかに席巻しつつある。
ハウスミュージックの特徴
- ソウルやファンク・ディスコのリズムにラテン音楽のリズム(特にピアノやパーカッションのパターン)の融合により誕生し、特徴としては極めて短い同じ音、同じメロディーラインを何度も何度も繰り返す小節が、曲の随所に見られる。
また殆どがアップテンポなリズムで、BPMにしておよそ120前後のテンポをとる。90年代初頭にはダウンテンポの、さらに90年代中頃にはミデアムテンポなハウスミュージックも誕生し、ダンスミュージックの一形態に止まらない広がりを見せている。
また、ハウスは、テクノの各ジャンルと音楽の内容や特徴がよく似ていることが多いため、しばしば混同されやすい。ハウスとテクノ双方がジャンル的に拡散・融合が進んでいることもあってその区別は難しく、現在では分類が不可能なミュージシャンも多数存在する。
ハウス系アーティスト(日本)一覧